中野もみじ山の魅力と紅葉の見どころ
中野もみじ山は、青森県黒石市にある紅葉の名所です。秋になると、山全体が赤や黄色に染まり、まるで絵本の中の世界のような美しい景色が広がります。
1802年、弘前藩主の津軽寧親公が京都から取り寄せた約100種類の苗木を移植したことが、中野もみじ山の始まりとすることから、中野もみじ山は、京都の嵐山に対して小嵐山と呼ばれています。この場所には現在、樹齢100年以上の木が130本以上も並び、神社の境内にはもみじ3本・大杉3本が昭和58年に市の天然記念物に指定、樹齢200年を超える対のもみの木が県の天然記念物に指定されています。
紅葉の見どころとしては、赤く色づいたもみじが川沿いに映り込む様子や、山全体を彩るパノラマビューが魅力です。家族や友達と一緒に散策しながら、自然の美しさを感じることができます。
特に夜に行われるライトアップが人気で、2023年には旅行情報サイトの「じゃらん」が公開した、「夜の絶景紅葉ランキング」で全国1位を獲得しました。ライトアップされたもみじは、昼とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しめます。
中野もみじ山の紅葉が見頃の時期
中野もみじ山の紅葉が見頃を迎えるのは、例年10月中旬から11月上旬にかけてです。
10月2週目あたりに、様子を見に行ってみると一部赤くなっていました。

紅葉の見頃はその年の気候によって多少前後しますが、紅葉の時期を逃さないためには、事前に気候の情報や地元の観光案内をチェックしておくことが大切です。観光客も多く訪れるため、混雑を避けるなら平日や早朝、ライトアップが始まる前の時間帯がオススメです。
中野もみじ山2024の紅葉ライトアップ情報
中野もみじ山を訪れる際、紅葉だけでなく、アクセス方法や駐車場情報も知っておくと便利です。
ライトアップ期間 | 令和6年10月19日(土)~11月10日(日) |
ライトアップ時間 | 16:30~21:00 |
住所 | 青森県黒石市南中野字不動舘27「中野神社」 |
最寄駐車場 | 津軽伝承工芸館 (無料・約200台・会場まで徒歩約12分) やすらぎの駐車帯駐車場も利用可能 |
中野もみじ山の近辺には個人有料駐車場もありましたが、ライトアップ期間中はたくさんの人で混雑が予想されます。普通車や大型車は、津軽伝承工芸館かやすらぎの駐車帯に駐車することをおすすめします。
詳しくは黒石観光協会が運営される「中野もみじ山について」のページをご覧ください。(リンク元:https://kuroishi.or.jp/)
紅葉を楽しむためのポイントと注意事項
紅葉を楽しむためには、いくつかのポイントを押さえておくと、より快適で安全な観光ができます。特に秋の冷え込みや混雑に備えることが大切です。
服装と持ち物のポイント
日中と夜間の気温差が大きいことが多いため、カーディガンやパーカーなど体温調節できる服装がおすすめだと感じました。
そして、足元は歩きやすい靴を選ぶようにします。道が湿っていたり、葉が落ちて滑りやすい場合もあります。十分に気を付けてください。また、ライトアップの時間帯には足元が見えづらくなるため、携帯ライトを持っておくと安全です。
ベビーカーなども可能というネット記事を何件か閲覧した記憶がありますが、ベビーカーは安全面の理由であまりおすすめしません。
ちなみに、地図やパンプレットなど現地で見つけることができませんでした。事前に手元にパンプレットが欲しい方は、先ほど記載した黒石観光協会が運営される「中野もみじ山について」のページに分かりやすい画像がありましたので、ご参考下さい。
最後に
中野もみじ山の紅葉は、自然の美しさと歴史が調和した特別な景色です。ぜひ足を運んで、四季折々の中でも一番鮮やかな秋の風景を楽しんでください。また、紅葉以外にも、黒石市には温泉や地元の美味しいグルメなど、魅力的なスポットがたくさんあります。訪れた際には、ゆっくりと町を散策しながら、その魅力を存分に味わってみてください。自然と文化が織りなす黒石市で、心に残る秋のひとときをお過ごしください。